湯もみ型付け?スチーム加工?
↓以下の記事に詳しい型付け方法を載せています。
グラブ・ミット問わず、使い始める前に型を付けることはとても重要です。
型付けとは、グラブ・ミットを使いやすく捕りやすくすることです。
型を付けずして使用を始めると非常に捕りづらいグラブ・ミットになってしまいます。
最近ではその型付けをメーカーや野球用品店が有料または無料で行っていることが多いです。
型付けには主に以下の3つの方法があります。
1.湯もみ型付け
→久保田運動具店(久保田スラッガー)福岡支店長・江頭重利さんが考案した型付け。グラブ・ミットをお湯につけて柔らかくなっている状態で揉み、叩きをして型を付けるという方法。
メリット:すぐに型が付けられる
デメリット:革を痛める可能性がある、シワやシミなど見栄えが悪くなる可能性がある
久保田スラッガー直営店での型付けは直営店で買ったグラブ・ミットのみです。(無料)
他店で購入したグラブ・ミットを湯もみ型付けしてくれるお店で型付けに定評があるのは、フクヤスポーツ新居浜、イソガイスポーツなどです。
小売店ではなくメーカーとして湯もみ型付けをおこなっているのは先日も触れたIp selict(アイピーセレクト)のAQUA FITがそれにあたります。
2.スチーム加工
→スチーマーという専用の機械でグラブ・ミットを蒸気で温め、一時的に柔らかくなった状態で揉み、叩きをして型を付ける方法。
メリット:湯もみ型付けと異なり湯につけないため乾燥に時間がかからず、シミなどができにくい。
デメリット:湯もみ型付けのようにしっかりと型を付けるのが難しい
エスポートミズノなどの直営店では、匠仕上げという名前で、3000円程度で型を付けてくれます。型はスタンダード型、ボックス型、フレックス型など数種類に分類されています。
他にもミズノのグラブ・ミットを扱う小売店にスチーマーが置いてあることが多々あります。
3.その他の型付け
→その他の型付けはごく一般的な型付けです。グラブ全体にオイルを塗って地道に型を付ける方法。しっかりした型が付きます。この進化系として、フィールドフォースはオイルを塗ったグラブ・ミットをドライヤーなどで温めて型を付ける油(あぶら)もみ加工などがあります。また、JUNKEI GLOVE(ジュンケイ)もこのような方法を推奨しているようです(下記リンク参照)。
・油もみ加工
http://www.fieldforce.co.jp/?mode=f93
・JUNKEI GLOVE 型付け
http://junkei-glove.blogspot.jp/2011/05/blog-post_23.html
ここまで色々な型付けを紹介してきましたが、絶対にこの型付けが良い!というのはありません。個人の好みの問題です。しかし、個人的に私がオススメするのは3.その他の型付け です。じっくり型を付けるのはグラブ・ミットに愛着が湧きます。また、ミットはしっかりした型が理想的であるためこの方法が良いと思います。皆さんも一度試してみてはどうでしょうか?