今日、日本で主流となっている湯もみ型付けはグラブ・ミットをお湯に浸けてから揉み、叩きをします。
しかし、アメリカでは違います。
https://www.youtube.com/watch?v=3i_x0neoseU
これはJustballgloves.comというアメリカの野球用具販売サイトの動画です。
この動画でグラブの型付けをしているのは麻生茂明さんというグラブデザイナーの方です。
麻生さんはアメリカのグラブ・ミット界では非常に有名な方だそうです。
その麻生さんの型付けは湯をカップに入れ、捕球面や背面、ウェブなど全体的にお湯をかけてた後に揉み叩きをしています。
この型付け、色むらができてしまう可能性があることは否めませんが、湯もみ型付けよりもお湯の浸みこむ量が少ないので革へのダメージは少ないと思います。
また、この型付けの方が柔らかくしたい場所と硬いままにしたい場所の調節ができるので、ある意味湯もみ型付けよりも良いかもしれません。