「守備手袋をするのは痛がりなだけ、捕る感覚がなくなりエラーに繋がる」
このような考えを持っている指導者は今でも多くいると思います。
(実際に私もそのような指導者の下で野球をやっていたことがあります)
しかし、彼らは同時に
「道具を大事にしろ!」
とも言うのです。
実はこれ、とんでもない矛盾なんですよね。
もちろん守備用手袋の中には痛みを軽減させるための衝撃吸収材が入っている場合もあります。
しかし、守備手袋は汗をグラブ・ミットに吸わせないという重要な役割を果たしています。
守備手袋をしなかった場合、グラブの平裏革、ヘリ革が手汗を吸ってしまい革が劣化しヒビや破れなどの原因となります。
これはグラブ・ミットを大事にしているとは言えませんよね?
このような矛盾は他にもたくさんあります。
今後もこのようなことを紹介していけたらと思います。