実は数か月前にこのミットを購入しました!
ALL STAR(オールスター) というメーカーで日本では販売していない?メーカーです。
カナダ滞在中に購入いたしました。
ALL STARのキャッチャーミットCM3000は北米においてに定評があり、多くのメジャーリーガーたちが使用しています。
ファーストミットに関しては以前こちらの記事
で紹介したように、阪神のゴメス選手が使用していました。
(ゴメス選手が使用していたのは公式サイト限定のウェブが少し異なるモデルです)
それでは、本体のスペックをレビューしていきたいと思います。
日本向けの製品ではないので表記は無いですが、硬式用です。
フィリピン産
(先述したキャッチャーミットは日本製)
革は日本なめしの北米ステアハイドを使用しています。
ALL STARの公式You Tubeの動画によると、タンナーはマルハシレザーさんというところのようです。
http://www.maru-hashi.com/company
海外のメーカーでも日本鞣しの革を使用しているミット・グラブは他まだあるようです。
本体はブラックとクリーム色の革の2色で、背面に採用されているブラックの革はクリーム色の革よりも硬く仕上げられていて、ミットの形を維持する役割があり、捕球面に採用されているクリーム色の革は背面の革よりも柔らかく型付け、ポケットの形成やしやすいとのこと。
実際に革の質感は全く異なっていて、ブラックの革はサラサラとして光沢がありステアレザーであることがすぐにわかります。
一方、クリーム色の革は「キップなのか?」と思わせるようなしっとり、もっちりした革であまりの質の高さに驚きました。
革紐はブラックで、質の方は日本の軟式用の黒革紐といった感じで、かなり柔らかいです。
縫い糸は金茶で
親指部には「SYSTEMSEVEN」
小指部には「ALL STAR」
の刺繍が入っています。
そして、写真を見ての通りこのミットには2つ大きな特徴があります。
1つ目はサイズ調整可能なベルクロ仕様のラベル部。
米ウィルソンもダイヤル式のサイズ調節可能なグラブを販売していましたがこういった機能はアメリカでは普通のようです。
実際の使用感は締め具合によって簡単に型を変えられたりするので便利かもしれません。
ラベル部分はキャッチャーミットとは異なり素材は革です。
ただベルクロの劣化が不安要素です。。。
もう1つはこのPGP(Pro Guard Padding)という衝撃吸収材。
アシックスなどから販売されているαGELのような後付けの衝撃吸収材と違い、平裏に縫い付けられているので取り外しは出来ません。
また後付けのものよりもかなり大きいのが特徴です。
個人的にはこの大きい衝撃吸収材によって、型付けの際その裏側にあたる捕球面を柔らかくするのが大変でした。
ですが実際このミットで2試合(硬式)ほどファーストを守ったのですが、かなり衝撃が緩和されているような気はしました。
ちなみに指あての中にはクッション材が入っていて柔らかいです。
良いミットだと思いますが、軟式で使えるかどうか、、、
まだまだ軟式で使うには硬いので来シーズンに向けて揉み込んでいきたいと思います!
高校の時にオーダーしたミズノプロ以降、それを超える相棒に出会えていないので来年こそはボロボロになりつつあるミズノプロを引退させてあげたいのでどうにかこのオフ。。。